ウェディングドレスとの別れ

滋賀の整理収納アドバイザーの香田雅子です。

xChangeというイベントをご存知ですか?

自分はもう着ないけど

まだまだ着られる服を会場に持ち寄って展示し、

欲しい人が自由に貰って帰る

オシャレとECOな暮らしをシェアする

とても素敵なイベントです。

4月に

私が代表をつとめる団体「Link+しが」の主催で

滋賀県東近江市ファブリカ村で開催した時のことです。

60代の女性が

真っ白なオーダーメイドのウェディングドレスを

持って来られました。

会場に着いてからも出すかどうしようかと

迷っておられる様子でしたが、

決心されてエピソードタグを書かれました。

(xChangeでは手放す服にメッセージを書いた

タグを付けるルールがあるのです。)

清楚で美しい生地のドレスは

飾られたその空間を

幸せな空気で満たしているようでした。

エピソードタグには

「ずっと大切にして、長く持ち過ぎてしまいました」

の一文。

ドレスがデザインされ作られた時から

どれほどの時間が流れたことでしょう。

彼女の人生最高の幸福を共にしたドレスとのお別れ。

女性が今から夢に向かって進んでいかれるお話を伺い

覚悟と清々しさに胸をうたれたのでした。

さて、次の持ち主はどんな人になるのでしょう・・・?


人生を楽しむ <オトカタ>

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