把握できるモノの数

京都の整理収納アドバイザー吉川裕子です。


1人が生活するのに必要なモノの数は、1,500点前後と言われています。

多いと思いますか?少ないと思いますか?

私はこれくらいかな、と思っています。

なぜかというと、1,500点くらいまでなら、私は何とかモノを把握できるからです。

「モノを把握する」とは、何がどこにあるかわかっていることです。

つまりハサミが欲しい時に、さっとハサミが見つかるということですね。


これがあったら便利!子どもが困らないように、鉛筆もけしごむも、のりもはさみも、

ハンカチもポケットティッシュもストックをたくさん持っておられる方がいらっしゃいます。

そういう方が意外と

「あ~ポケットティッシュ、どこかにあるのよね。この前買ったところなのに~」

と言われます。

ストックが多すぎて、モノがまぎれてしまい、

本当に必要な時に必要なモノがみつからなくなる典型ですね。

ストックは今使っているモノと、もう一つ余分にあればそれで充分です。

「なかなかお買いものに行けないから、大量買いしてしまうのよね。」

とはよく聞くところ。気持ちもよく分かります。

でもそれらの大量買いにまぎれて、

必要なモノが見つからないのでは元も子もないですよね。

自分の持ち物の数は、自分が把握できるだけと決めて

探しモノが多くなって来たら、ちょっとモノを持ちすぎたかな?

と考え、立ち止まってモノを買う事を控える、

立ち止まって考えることって必要ですよね!